お葬式コラム

三日葬で大切な人を送る…世界のお葬式事情(韓国編)

風習
- 2021.11.01(月)

儒教が国教の韓国では、年長者や祖先を敬う道徳観が根付いていることから、お葬式は盛大に行う傾向があります。

『お葬式は三日間かけて大切な故人様とお別れ』
韓国のお葬式では、故人様の死後3日間にわたって行う「三日葬(サミルチャン)」が一般的です。喪主様や故人様のご家族は、3日3晩、葬儀場で弔問客を迎え食事をふるまうそうです。

儒教のお葬式にはさまざまなしきたりがあります。
例えば喪服。故人様の配偶者・直系子女・8親等以内の親族様は、正装をして弔問客をお迎えします。
その服装は、今でこそ喪主様は黒のスーツに喪章を腕に巻くのが一般的になりましたが、昔は麻布の喪服にずきんをかぶり、胸や頭に麻布で作ったリボンをつけていたようです。
これは儒教の考え方のなかに、両親の死は世話や誠意を十分に尽くせなかった子の罪という教えがあり、何も染まっていない服を着ることで、罪深さを示す意味があるといわれています。

『日本と同じ時代に合わせて変化していく風習』

他にも、故人様が愛用していた服を持って北側に向かって振る風習や、納棺前に水に浸したお米をご遺体の口に入れる習わしなどがあります。
また以前の韓国では、火葬を身体の毀損行為とする儒教の教えもあり土葬が主流でしたが、近年では火葬を行う家庭が増えているそうです。

お隣の国とはいえ、お葬式のしきたりややり方は全く異なります。これも信仰している宗教によるもの。

しかし、時代とともにお葬式が変化しつつあるのは、韓国でも同様のようです。