社葬の種類
一口に「社葬」と言っても、その形は企業ごとの事情や故人の意向によってさまざまです。
ここでは、代表的な3つの社葬形式をご紹介します。
どの形式を選ぶかは、会社のスタンスやご遺族の希望、参列者の関係性などを踏まえて検討することが大切です。
1. 社葬(企業主催型)
企業が主体となって執り行う葬儀形式です。
ご遺族の葬儀とは別に、会社が主催者となって企画・実施します。主に創業者や役員、企業の成長に大きく貢献した方の弔いの場として選ばれることが多く、参列者も取引先や関係機関が中心になります。
- 特徴
- 社内外へのメッセージ性が強く、企業の姿勢が反映されやすい
- 社内実行委員会などを設けて準備を進めるのが一般的
- 宗教儀礼を伴うことも多い
2. 合同葬(ご遺族との共同開催)
ご遺族と企業が協力し、共同で社葬を実施する形式です。
日程や会場、式の内容などを相談しながら決めていくため、ご遺族の意向も尊重しやすく、バランスの取れた形式として近年主流になりつつあります。
- 特徴
- 費用・運営を企業とご遺族で分担するケースが多い
- 参列者は社内外・ご親族を含む幅広い層
- 故人らしさと企業の敬意を両立しやすい
3. お別れの会・偲ぶ会(自由形式)
宗教色を控え、形式にとらわれない自由なスタイルの追悼の場です。
「感謝の会」や「送る会」など名称はさまざまで、立食形式での開催や故人の写真・映像展示など、演出の幅も広がっています。
- 特徴
- フォーマル過ぎず、参加しやすい雰囲気
- 故人との関係性を重視した演出が可能
- 会場もホテルやホールなど柔軟に選べる
- 形式選びのポイント
- どの形式にもメリットがありますが、企業としての立場、ご遺族の気持ち、そして故人がどのような人物だったかという視点を大切にしながら、最もふさわしい形を選ぶことが大切です。
開催場所と進行スタイルの考え方
社葬の計画において、「どこで開催するか」「どんなスタイルで行うか」は非常に重要なポイントです。故人の立場や参列者の人数、企業として伝えたいメッセージなどをふまえて、最適な形を選ぶことが求められます。
- 会場選定のポイント
-
会場選びは、葬儀の印象を左右する大切な要素です。
広さや設備はもちろん、会社からの距離や交通の便など、参加者に配慮した場所を選ぶことが基本となります。開催規模に応じて、以下のような会場が検討されます。
- 自社内ホールや
多目的スペース - 葬儀専用会館や斎場
- 宴会場や貸し会場
(ホテルなど) - 宗教施設
(寺院・教会など)
形式や演出内容に合わせて、会場の雰囲気や設備がマッチするかも確認しましょう。
- 自社内ホールや
- 社葬スタイルの柔軟な設計
-
社葬の進行方法は一つではありません。
宗教儀式を重視した厳粛なスタイルから、自由形式のお別れの会まで、目的に応じて多様な設計が可能です。例えば、
- 伝統的な葬儀形式で社会的信頼を示す
- 自由な演出で故人の人柄を伝える
- 短時間・少人数で静かに見送る
といった選択肢があります。
企業文化や社風を反映した、オリジナリティある社葬にすることで、参加者の心にも深く残る場となるでしょう。
会場選びは「目的」から逆算を
どの会場が最適かは、社葬の目的や対象、そして会社として何を伝えたいかによって変わります。「規模」や「立地」だけでなく、「どう見送るか」「どのような印象を残したいか」までを含めて、最もふさわしい会場を選ぶことが、後悔のない社葬につながります。
企業内施設
自社に会議室や講堂、多目的ホールがある場合、社内で執り行うという選択も可能です。
向いているケース
- 小~中規模の社葬
- 社内関係者が中心
- 迅速に準備を進めたい場合
- ポイント
- コストを抑えやすく、社風を反映しやすい一方で、参列者への動線や駐車場の確保など、
事前の確認が必要です。
セレモニーホール・葬儀会館
設備が整っており、スタッフのサポートも期待できるため、運営面での安心感があります。
向いているケース
- 参列者が多い
- 宗教形式を尊重したい
- 経験豊富なスタッフに任せたい
- ポイント
- 形式的・伝統的なスタイルに適しており、格式を重んじたい場合におすすめです。
ホテル・貸会場
ホテルの宴会場や民間のイベントホールなども、社葬の会場として選ばれるようになっています。
向いているケース
- お別れの会・偲ぶ会など自由な形式
- 取引先や関係者を多く招く場合
- 演出や設営にこだわりたい
- ポイント
- 宗教色のない自由な表現が可能で、故人の人柄や企業の姿勢を伝える“演出型”の社葬に適しています。
宗教施設(寺院・教会など)
伝統的な宗教儀礼を重視する場合、寺院や教会での開催も検討されます。
向いているケース
- 信仰に基づく式を希望する場合
- ご遺族や故人の意向を重視する場合
- ポイント
- 荘厳で厳かな雰囲気の中で執り行える反面、設備面や演出の自由度には制約があります。
判断基準はこの4つ
社葬の形式を考える際は、まず以下の4つの視点から整理しましょう。
- ① 会社の立場・社会的責任
- 創業者や現職の役員など、外部への発信が必要な立場か?
- 社会的影響力や弔問への配慮が求められるか?
- ② ご遺族の意向
- 宗教儀礼を望んでいるか、自由形式を希望しているか?
- 式典の共同開催に同意が得られているか?
- ③ 想定される参列者層
- 社員中心か、取引先や関係団体も多く含むのか?
- 遠方からの参列が多いかどうか?
- ④ 社内の準備体制
- 社葬実行委員会を組織できる余裕があるか?
- 社員が主体で動くべきか、専門業者に任せるべきか?
「誰のために、どんな時間を届けたいか」が選定の軸になります。
私たちは、総務ご担当者と一緒に、故人や会社にとって最適な形式を一つひとつ丁寧に考え、ご提案いたします。
選ばれる3つの理由
- 社葬の意義
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社葬は、故人様の功績を称えるとともに、企業としての姿勢や責任を社会に示す大切な儀式です。その背景や目的をわかりやすくご紹介します。
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