合同葬の事前準備
合同葬は、ご遺族と企業が共同で執り行う葬儀の形です。社葬と異なり、個人としての葬儀と企業としての儀礼を一体化させることで、より実務的な配慮や調整が求められます。
ここでは、合同葬を円滑に進めるために必要な準備内容をご紹介します。
合同葬の開催を決定するまで
まずは、合同葬として執り行うかどうかを社内外で合意することが必要です。ご遺族の意向を確認し、企業としての立場や社内規定などと照らし合わせながら開催形式を決定します。
社葬と比べて関係者が多くなるため、調整には十分な時間と丁寧な説明が求められます。
ご遺族との調整事項
合同葬では、ご遺族との事前調整が非常に重要です。主に以下の項目について、合意形成を図ります。
- 葬儀形式(仏式・神式・キリスト教式・無宗教など)
- 葬儀の主催者名義(○○家・○○株式会社 合同葬 など)
- 葬儀委員長の選定(通常は企業側から選出)
- 香典・供花の扱い(どちらが受け取るか明確に)
- 会葬御礼・返礼品の名義・内容
- 遺族代表挨拶や会社代表挨拶の順序
両者の思いを尊重しながら、バランスよく調整することが円滑な進行の鍵となります。
社内での準備事項
企業としての合同葬対応には、社内で以下のような準備が必要です。
- 実行委員会の設置と担当者の割り振り
- 葬儀委員長・世話役・受付などの選任
- 関係者への訃報連絡と社内通達
- 招待者のリストアップと案内状の作成・送付
- 香典辞退の有無や対応ルールの策定
- 社内での弔意表明(半旗、黒ネクタイ着用など)
企業としての意思を明確にし、組織として対応できる体制を整えることが大切です。
会場・式次第の設計
会場の選定にあたっては、ご遺族との相談のうえ、企業関係者・親族双方が参列しやすい場所を選びます。
また、式の進行については以下のような内容を含めて構成します。
- 焼香・献花など宗教儀礼の形式
- 遺族代表・社代表による弔辞
- 故人の経歴紹介や功績の共有
- 会葬者の動線や受付動線の整理
式のバランスと格式の保たれた進行が求められます。
スムーズに進めるためのポイント
- ご遺族との定期的な打ち合わせを行う
- 決定事項は必ず書面で共有・記録する
- 式当日の役割分担は明確に
- 想定外の事態にも柔軟に対応できる体制をつくる
合同葬は、ご遺族と企業の信頼関係の上に成り立つ大切な儀式です。
ご遺族のご意向と企業の責任を両立させる形で、誠実に準備を進めましょう。
選ばれる3つの理由
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企業として大切な方をお見送りする「社葬」は、社会的な儀式としての意味も大きく、関係者にとって心を整える大切な場です。このページでは、社葬の基礎知識や準備の流れに加えて、参列する際のマナーや心得などもご紹介しています。
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