社葬の日程を決めるときに考慮すべきこと
社葬を行うにあたり、
多くの企業担当者が最初に悩まれるのが
「日程をいつに設定すべきか」という点です。
「友引は避けたほうがよいのか」
「平日と週末、どちらが適切か」
「関係者の都合はどこまで考慮すべきか」
社葬は、一般葬と異なり、
企業としての判断と社会的配慮が強く求められる儀式です。
ここでは、日程決定の際に考慮すべき主なポイントを整理します。
社葬の日程決定において
六曜(友引)をどこまで意識すべきか
社葬の日程を検討する際、
「六曜、特に友引を避けるべきかどうか」は、多くの経営者が迷われるポイントです。
結論から言えば、
社葬において六曜は“考慮要素の一つ”であり、唯一の判断基準ではありません。
本記事では、六曜に対する一般的な考え方を整理したうえで、
社葬における現実的・実務的な判断軸を整理します。
六曜(友引)に関する一般的な考え方
六曜の中でも「友引」は、
「友を引く」という言葉の連想から、
葬儀を避ける日とされてきました。
そのため、個人葬においては
友引を避けるという慣習が現在も根強く残っています。
これは宗教的な教義というより、
日本社会に長く浸透してきた生活慣習の一つといえます。
社葬の場合の基本的な考え方
一方、社葬は
宗教的・慣習的側面だけでなく、
社会的・実務的要素が極めて強い葬儀です。
そのため近年では、
-
社葬では六曜を過度に重視しない
-
参列者の利便性を優先する
といった判断がなされるケースも増えています。
ただし重要なのは、
「気にしない」と一方的に決めてしまわないことです。
六曜をどう扱うかは、
必ず関係者の意向を確認したうえで判断する必要があります。
これが社葬における基本姿勢です。
ご遺族のご意向を最優先にする
社葬であっても、
ご遺族の存在が最も大切であることに変わりはありません。
-
六曜を気にされているか
-
日程に対する具体的なご希望があるか
これらを丁寧に確認することが、
日程検討の出発点となります。
企業都合を優先しすぎると、
ご遺族にとって精神的な負担となる可能性があるため、
慎重な配慮が求められます。
主催企業・参列者の参列しやすさ
社葬は、多くの関係者が参列する行事です。
-
取引先
-
関係会社
-
業界団体
-
社内の役員・社員
これらの方々が参列しやすい日程かどうかは、
非常に重要な判断材料となります。
実務的には、
-
平日の昼間
-
業務調整がしやすい曜日
が選ばれるケースが多く、
六曜よりも社会的な動きやすさが優先される場面も少なくありません。
会場・式場の確保状況
社葬は規模が大きくなることが多いため、
会場側の条件も日程決定に大きく影響します。
-
会場の空き状況
-
駐車場や参列導線の確保
-
周辺施設との調整
特に、使用できる会場が限られている場合は、
日程が先に制約されるケースも珍しくありません。
十分な準備期間を確保できるか
社葬には、一定の準備期間が不可欠です。
-
参列者リストの整理
-
案内状の作成・発送
-
受付・警備・誘導体制の構築
-
式次第、弔辞、弔電の調整
日程を急ぎすぎると、
準備不足による混乱や負担増につながる可能性があります。
「できるだけ早く」ではなく、
**「きちんと整えられる日程かどうか」**という視点が重要です。
社会的影響・対外的視点
社葬は、社外からも注目される行事です。
-
メディア対応の有無
-
業界内イベントとの重複
-
社会的行事や祝日との関係
これらを踏まえ、
企業イメージを損なわない日程かどうかも、
経営判断として考慮すべき要素となります。
八光殿が考える、社葬の日程決定の基本姿勢
八光殿では、
社葬の日程を検討する際、次の順序で考えることを大切にしています。
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ご遺族のお気持ち
-
主催企業の考え方
-
参列者への配慮
-
会場・準備体制
-
六曜などの慣習
六曜は大切な要素の一つではありますが、
それだけで日程を決めるものではありません。
複数の要素を総合的に見て、
「誰にとっても無理のない日程」を探ることが、
社葬にふさわしい判断だと考えています。
まとめ
日程は「配慮の積み重ね」で決まる
社葬の日程決定に、
絶対的な正解はありません。
重要なのは、
-
慣習を理解したうえで
-
人への配慮を重ね
-
企業として誠実に判断すること
その積み重ねが、
穏やかで品格ある社葬につながります。
八光殿では、
六曜を含めた日程選定についても、
ご遺族と企業、双方の立場に寄り添いながら、
丁寧にご相談を承っています。
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