家系図とは先祖から子孫に至る一族の系統を書き記した系譜です。
最近では、家系図を作成する専門会社などもあります。
なぜ「家系図」に注目が集まっているのか?
背景には東日本震災以降今まで以上に家族の絆を繋ぐ、深める事を考える方が増えたことが要因かもしれません。
また、もう一つの背景には「終活」が影響しているのではないでしょうか。
「終活」の一環であるエンディングノート作成は、ご自身の過去を振り返り、夢や願望といったご自身の想いを明確にしていきます。
さらに今後の人生の中で、その夢や願望を実現するため予定を組み立てたりします。
その過去を振り返る際ご自身のルーツに触れることにより、「家系図」に興味を持たれる方が増えたのではないでしょうか。
「家系図」を調べる方法とは
それでは、実際に「家系図」を調べる方法をご紹介します。
①両親・祖父母またご親戚様から話しを聞く
ご両親、祖父母、ご親戚様から思い出話のような形でお話しを伺うのもご家族様の団欒の時間が増えていいかもしれません。
また、ご家族様をよく知る人物にお話しを聞くと言う方法もあります。
②戸籍謄本・除籍謄本の確認
戸籍制度ができた明治時代頃までの情報が得られます。
しかし、遺産相続など特別な理由がない場合は、直系親族以外の方は取得できない場合もあり注意が必要です。
③お墓・過去帳・位牌の確認
お墓、過去帳、位牌にはご先祖様のお名前、命日が記されているため、家系図作りの大切な情報になります。
しかし、続柄が記されておらず、ご自身との関係を知ることが難しい場合もあります。
まずはご家族様やご親戚様からお話しを伺い、補足として②、③の方法を活用しながら、家系図を調べてみてはいかがでしょうか。