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【お葬式コラム】「香典袋」を紐解いて分かる事 ①

コラム2018.08.14

こんにちは、八光殿の廣藤です。

前回【お葬式コラム】冠婚葬祭において使用する「のし袋」とは⇒こちら では、
「のし袋」に関してお話し致しましたが
今回は葬祭で用いられる「不祝儀袋」「香典袋」に関して紐解きたいと思います。

まずは「水引」に関してお話し致します。
日本での「水引」はもともと遣隋使が持ち帰った品に
紅白の麻ひもがかけられていたことが始まりです。
その後宮中への献上品などには紅白の麻ひもが結ばれる習慣が生まれたと言われています。
和紙をこよりにし「水糊(みずのり)をひき」乾かして固めたことから
室町時代以降は「水引」と呼ばれるようになったそうです。

葬祭用では水引に「白黒」または「双銀」を用い、
地域によっては「黄白」を使用する場合があります。
 

「黄白」を使用する地域は西日本特に京都で使用されています。
こうした背景には都があったことが関係していると言われています。
一つには宮中の献上品に「紅白」の水引が使用されていましたが、
ここで使用される赤色は濃く、染め上がりが黒に見間違えられやすかったことから
「黄」の水引が使用されるようになったと言う説があります。
もう一つには中国の影響から五行思想を取り入れ
黄色は皇帝が使用できる色=格調があり、死者への畏敬の念を込め
京都で「黄白」が使われるようになったと言う説です。
地域によっては法事・法要の際に「黄白」の水引が使用される場合もあります。

また「水引」の結び方にも決まりがあります。
お葬式の様な悲しいことは一生に一度きりであってほしいといった願望を込め
簡単には解けない「結び切り」もしくは結び切りが変化したと言われる「あわじ結び」が使用されます。


水引は五行説に基づき向かって左側を白や銀の淡い色を、
右側は赤・黒・黄・金などの濃い色が用いられています。

今回は「水引」に関してお話しさせて頂きましたが、
「水引」以外にも「香典袋」には様々な決まり事があります。
次回はそうした「香典袋」のあれこれに関してお話しさせて頂きます。


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