新着情報
【お葬式コラム】様々な「寒中見舞い」の使い方!!
コラム2016.12.28
こんにちは、八光殿の廣藤です。
【お葬式コラム】そろそろ準備を始めよう「喪中はがき」⇒ こちら や、
【お葬式コラム】「喪中はがき」が届いたら!?⇒ こちら
上記の記事内でも取り上げました「寒中見舞い」。
今回は、この「寒中見舞い」に関して
「寒中見舞い」とは何か、また使い方に関してのご説明をさせて頂きます。
「寒中見舞い」を出す場合は、
松の内明け(1月7日以降)から2月4日頃までの間に出します。
この時期は、二十四節気で言うと
小寒(1月5日頃)から立春(2月4日頃)までの間を指します。
寒さが最も厳しいと言われるこの期間を「寒中」と言います。
この寒い時期に相手を気遣う便り(手紙・はがき)が「寒中見舞い」となります。
そんな「寒中見舞い」ですが、現在は様々な使い方がされています。
≪寒中見舞いの使い方≫
①「喪中はがき」を送れておらず年賀状を頂いた際の喪中報告とお詫び
②「喪中はがき」が届いたが、旧年中に「喪中見舞い」を出せなかった場合
③喪中と知らず年賀状を出してしまったお相手へのお悔みとお詫び
④年賀状の代わり(松の内を過ぎた場合)
⑤年賀状を頂いた相手へのお返事(松の内を過ぎた場合)
⑥寒中見舞いのご挨拶・お返事
以上記載させて頂いただけでも様々な用途で「寒中見舞い」が使用されていることが窺えますね。
「寒中見舞い」は、季節の挨拶だけでなく、
こちらの近況を伝えることができるなど
「年賀状」が新年の挨拶を主にしているのと比べると、
ある程度書き手が自由に書けるように見受けられます。
現在は携帯、SNSなどが普及し、すぐに連絡を取り合うことが可能となっており、
なかなか筆を執る機会も減ってしまっています。
しかし、こういった「年賀状」「寒中見舞い」では
普段疎遠になってしまっている親戚、知人とも交流が持てるのも事実で、
年始のこういったやり取りも日本の文化の一つと言っても過言ではありません。
ぜひ、今後も大切にしていきたいものです。